md5deep

md5ハッシュを計算したりチェックしたりするコマンド。
ふつうのmd5sumと違ってディレクトリに対して再帰的に処理できるのがポイント。
大量のファイルをコピーしたとき*1、きちんとコピーが出来ているか(コピー中にファイルが壊れてないか)を確認するのに便利。

チェックサムの計算

$ md5deep -r -l * > md5sum

-rは再帰処理の指定。-lは相対パスにする指定。

チェックサムの確認

$ md5deep -X md5sum *.*

-Xはチェックサムが一致しないファイル名とハッシュを表示させる指定。

注意点

チェックサム生成時に存在したが、チェックサム確認時に存在しないファイルについては何も警告されない。つまり、ファイルコピー自体が失敗している場合に見逃すおそれがあるので、別途確認が必要。
逆に、チェックサム確認時のみ存在するファイルはチェックサム不一致で報告される。

*1:HDDの交換に伴うデータコピーなど